めまい・動悸の症例

当院の鍼灸治療による施術症例です。

全ての方が同じ経過をたどるとは限りませんが、同じ症状にお悩みの方の参考になれば、うれしいです。

症例は随時、追加していく予定です。

症例3

【患者】
動悸1 40代 女性 パート

【来院】
2018年5月

【症状】
3週間前に友人と旅行に行った際、話が盛り上がりすぎて過呼吸になった。以降、フワフワとしためまい、動悸がセットになって起こる。息が整わない感じがする。
夜や静かなときは楽だが、出かけたり、仕事中や、人とたくさん話したあとに、症状を強く感じる。早く普段の生活に戻りたい。
更年期として、ホルモン療法(ル・エストロジェル 0.06%)を行っている。耳鼻科でも、ベタヒスチンメシル酸塩錠、メコバラミン錠、アデホスコーワ顆粒が処方されている。

【随伴症状】
立ちくらみ、胃の痞え、ノドの違和感

【治療内容と経過】
第1診 首肩のこり、胸背部の熱、左季肋部の固さ、両下腿の固さが目立つ。肩のこりをとり、お腹をゆるめる施術を行った。
第2診 前回の後、めまい、鼻水・痰・お腹の痛みが出たが、その後からスッキリして、めまい・動悸が治まっている。肩のコリ、ふくらはぎの硬さ、季肋部をゆるめた。
第3診 ふらつき・息苦しさが少し出ている。
第4診 お腹が張って苦しい。上腹部に圧痛があるため、お腹をゆるめる施術を行った。
以後、体調の変化を述べていく。
第6診 体調が良いと感じる日が増えてきた。ノドの違和感で、体調が分かる。
第8診 動悸とめまいがセットで起きていたが、セットにならなくなった。
第12診 外出して疲れると、夕方に気持ち悪くなる。めまい、動悸はふだん気にならない。
第14診 調子の落ちる日もあるが、体調をセルフコントロールできている。本人より、終診の希望があり、当初目標としていた「普段の生活」に戻ったと判断。経過観察とした。

【主な使用穴】
胸椎脊際穴、築ヒン、飛揚

【考察】
気持ちのアップダウンの大きい患者であったが、カウンセリングだけでなく、背中をゆるめたことで深い呼吸ができるようになり、落ち着いてきた。気持ちが落ち着くと同時に、体調も戻ってきたと感じる。呼吸と自律神経の関連性を示唆する症例だった。

症例2

【患者】
動悸1 30代 女性

【来院】
2018年4月

【症状】
2ヵ月前から動悸・めまい・手足の冷えが同時に起こるようになった。天気のいい日は、起こりにくいが、寒かったり、気温差が大きい日には起こりやすい。循環器科を受診したが、問題ないと言われた。

【随伴症状】
頭が重い。喉の渇き。日中汗をよくかくし、そのあと冷える。

【既往症】
線維筋痛症

【治療内容と経過】
第1診 上腹部の緊張と、頚部の緊張が目立った。下肢のツボを利用して、上腹部をゆるめた。また、胸椎のツボを使用して、頚部の緊張をゆるめた。週1~2回のペースの施術とした。
第2診 前回の後、症状が落ち着いてきた。
第5診 背中が、バリバリに痛い。右肘のツボを使用したところ、背中がゆるんだ。
以後、症状は落ち着いて推移しているため、時々のメンテナンスでの来院とした。

【主な使用穴】
百会、築ヒン、飛揚、外関

【考察】
動悸が長く続く場合、循環器を一度受診することをオススメするが、問題ないと言われることが多い。その場合は、自律神経の不調からくるため、鍼灸が得意とするところである。今回は、身体の緊張を取ることで、自律神経の復調を促すことができた。

 

症例1

【患者】

めまい、動悸症例 30代 女性

【来院】

2018年3月

【症状】

めまい、動悸

【随伴症状】

頭重感、耳鳴り、頚肩のコリ

【治療内容と経過】
7年前、第2子を出産。子供を抱いていて、急に耳が聞こえなくなり、目の前が真っ白、大汗をかいた。以降、不調が続く。耳鼻咽喉科や内科などを受診。MRIなど検査も行ったが、悪いところはなく、ストレスや疲れだろうと言われた。けれども、不調が続いていると来院された。
触診をすると、頚肩まわりから背中の緊張が強く、左季肋部が固い。また胃内停水がみられた。
そこで、背中の緊張をとったところ、頚肩まわりの緊張もゆるんだ。漢方では胃内停水は、めまいを起こす原因と考えるため、手足のツボを利用して、左季肋部もゆるめるようにした。
第2診では、めまい、耳鳴りがなくなったため、同様の施術を行った。
第3診では、またフワフワとすることがおこるが、頻度も減ってきたとのこと。
以後、季節の変わり目など、自律神経の不調があらわれやすい時期を調整しながら、月1~2回の来院として経過を見ている。

【使用した主なツボ】

T1、T2、T3、水泉

【考察】

鍼灸には、検査をしたけれど、特に原因が見つからなかったといわれて来院される患者さんが多い。今回は、西洋医学的な身体の見方ではなく、東洋医学的な身体の見方で関わることで、主訴である動悸やめまいの症状の改善が見られた。

 

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