目に関する症例

当院の鍼灸治療による施術症例です。全ての方が同じ経過をたどるとは限りませんが、同じ症状にお悩みの方の参考になれば、うれしいです。

症例は随時、追加していく予定です。

症例2 左目の痛み(眼精疲労)

【患者】
60代 男性

【来院】
2019年7月

【症状】
一昨日に本を読んでいたところ、左目に痛みが出ている。眼科を受診したところ、眼精疲労と診断されて点眼薬が処方されたが痛みがとれない。まず、この痛みをなんとかしたいので来院した。
一昨年にも、同じ症状で眼科を受診したことがある。
痛みが出るタイミングは、わからない。身体を動かしている時の方がいいと話す。

【随伴症状】
頭が締め付けられたり、ズキズキする。
首肩のコリ

【治療内容と経過】
第1診 頚部の動きを確認すると、前後屈・側屈・回旋全ての方向で制限がみられる。触診すると右僧帽筋と左後頭下筋群の緊張が強い。左後頭下筋群の緊張をとるよう施術を行った。
第2診 この数日間で一度だけ痛みが出たが、他は感じなかった。PC作業中は猫背になりやすく、その間に症状を感じた。
第3診 痛みが出なくなったため、経過観察とした。

【主な使用穴】
聚労、築ヒン、飛揚、空リョウ

【考察】
目の動きと首の緊張は強い関連性がある。普段の何気ない姿勢が目の筋肉の動きを制限してしまい、その負担から症状を引き起こしてしまった症例。頚部の緊張に着目したところ、早く改善することができた。

症例1 モノが二重に見える。夕方になると目が疲れる。

【患者】
複視
60代 男性

【来院】
2019年2月

【症状】
1週間前から左側を見ると、モノが二重に見える。夕方になり目を閉じると疲れを感じる。
眼科、脳神経外科を受診。MRIなど検査を受けたが異常なし。疲れかも?と言われ、ビタミンB10が処方されたが、変化が感じられず、先に来院されている奥様の紹介で来院された。

【随伴症状】
なし

【治療内容と経過】
第1診 通常、複視がある場合は、目を動かす動眼神経が脳腫瘍など、何らかの原因で圧迫されたりして、眼球が動きにくくなることが原因とされているが、今回は先に検査済みなので問題ない。そこで、身体の動きや特徴を調べたところ、左頚部に強い緊張が見られたので、鍼を使いゆるめたところ、眼球の動きが良くなったので次回とした。
第2診 初診当日はだるくなり、よく寝た。「左目は少し変わったかもしれない」と話す。
第4診 前回から首の動きがだいぶ良い。正面でモノが二重に見えることがなくなった。うつむいて左を見ると、モノが二重に見える。
第6診 うつむいてモノが二重に見えることが減ってきた。
第7診 二重に見えることがなくなった。
第9診 しばらく目の疲れはない。現在は目に疲れをためないよう、メンテナンスのために通院している。

【主な使用穴】
胸椎脊際穴、八リョウ穴

【考察】
先に述べたとおり、通常、複視がある場合は、目を動かす動眼神経が脳腫瘍など、何らかの原因で圧迫されたりして、眼球が動きにくくなることが原因とされているが、首肩のコリも眼球の動きと相関関係にある。今回は、そこに着目して改善できた症例だった。

 

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