股関節痛の症例

 

当院の鍼灸治療による施術症例です。

全ての方が同じ経過をたどるとは限りませんが、同じ症状にお悩みの方の参考になれば、うれしいです。

症例は随時、追加していく予定です。

 

症例5

【患者】
44歳女性

【来院】
2019年6月

【症状】
2~3年前より右股関節に歩行時痛があった。2ヵ月前に小学生の子供を抱いてから、常に痛みを感じるようになった。歩くとズドンと痛む。
整形外科では、変形は強くないが股関節が浅いと言われた。ロコアテープが処方され、電気治療をマッサージを行っている。
駐車場から職場までの数十メートルがつらい。

【随伴症状】 肩こり、足先の冷え

【治療内容と経過】
第1診 腰仙部が硬く、右股関節から大腿外側が硬く突っ張っている。緊張部をゆるめるよう針とお灸を用いた。
第2診 大腿前面部の痛みがとれ、楽になってきた。右殿部の硬さ、痛みが気になるとのこと。殿部とハムストリングスをゆるめるよう施術を行った。以後、週1回ペースの施術。
第3診 痛みが和らぎ、駐車場から職場までの痛みが無くなった。
第6診 ふだん気にならない。アウトレットモールで長時間歩いての買い物もできるようになった。
以後、股関節の可動域を確保するために、時々来院することにした。

【主な使用穴】
中腰、腸鳴

【考察】
今回は、元々あった股関節の状態に負担がかかって悪化した。股関節のこわばりは深い部分のことが多く、マッサージではとれにくい。当院では直接患部の深いところをとることに固執せず、股関節をゆるめるツボを利用してアプローチするが、うまく改善できた症例だった。

症例4

【患者】
40歳 女性

【来院】
2018年4月

【症状】
10年前に両股関節の先天性股関節臼蓋形成不全の診断。その頃は季節の変わり目に痛みがあったが、1年前から両股関節とも、歩行時にいつも痛みを感じるようになった。痛みは、右側の方が強い。
買い物をしていると痛みでイライラして帰りたくなるので、自然にウィンドウショッピングができるようになりたい。靴下をはくのが大変。和式トイレ不可。
整形外科に通院中。鎮痛剤の処方と軽い運動の機械を使用している。

【随伴症状】
肩こり、腰痛

【治療内容と経過】
第1診 両股関節ともに可動域が狭く、可動域を広げる施術を行った。
第2診 痛み変わらず。
第3診 痛み変わらず。歩容を見ながら施術を行うことにした。
第4診 はきにくかった靴下が、はけるようになった。和式トイレには入れるようになった。
第5診 小走りができるようになった。
第6診 つらかった階段が5階まで登れるようになった。
第9診 右から左に痛みが変わった。
第10診 左股関節の痛みは減ったが、左膝に痛みを感じる。
第16診 調子がよく、鎮痛剤を使用しなくても痛みが出ない。
以後、可動域のコントロールのため、月1~2回の施術としている。

【主な使用穴】
中腰、膝陽関

【考察】
1年前に痛みが強くなる前に、徐々に動きが硬くなっていたのだと考える。今回、歩き方を見ながらバランスを整える施術を行った。動きのコントロールができるようになった結果、痛みも和らいでいった症例。

症例3

【患者】
59歳 女性

【来院】
2018年7月

【症状】
30代後半から右股関節に痛み。歩き始めの数歩が痛い。痛みは股関節前面から膝下に痛みが走る。整形外科にて変形がだいぶ進んでいると診断されている。整形外科では鎮痛剤と電気治療のみ。リハビリなし。
下半身を温めると楽になり、冷房のきついところでは痛みが強く感じる。
旅行を楽しみたいと話す。

【随伴症状】
なし

【治療内容と経過】
第1診 仰臥位になると股関節が伸びず、膝が浮く状態だった。股関節前面や仙腸関節の動きをつけるように施術した。
第2診 翌日、楽だった。前回と同様の施術。
第3診 お灸を追加する。
第6診 整形外科では股関節の手術を勧められたとのこと。
第7診 股関節前面のピリッとした痛みが無くなった。
第10診 楽に感じる時間が増えてきた。
第13診 起床時のこわばりが強く感じる。股関節は重い痛みになった。
第14診 ヨーロッパ旅行に行ってきた。楽しめた。
現在は痛みがない日も多くなり、以後、月2回程度の施術で可動域のコントロールを行っている。

【主な使用穴】
中腰、志室

【考察】
整形外科医から手術を勧められるほど状態は悪かったが、粘り強く可動域のコントロールを続けた結果、旅行も楽しめるようになった。今では国内旅行も楽しめたと、売れいい報告もいただいている。鎮痛剤と電気治療だけでなく、動きが痛みに大きく関わることを教えてくれた症例だった。

症例2

【患者】
65歳 女性

【来院】
2016年1月

【症状】
2年前バスツアーに参加して、寒さで身体が硬くなったなと感じた後から、右股関節に痛みが出るようになった。歩き始めや少し長く歩くと、つらい。
整形外科でマッサージやリハビリをしているが変化がないため来院。股関節の変形は言われた気がするが、診断名は不明。
歩くと痛いので、買い物がゆっくりできない。

【随伴症状】
足の冷え

【治療内容と経過】
第1診 右仙腸関節の動きが硬く、右股関節前面の緊張が強い。また、股関節MMTは全方向で3~4程度であった。仙腸関節の動きがつくよう施術を行った。
第2診 2日ほど調子よかった。MMT改善傾向。
第3診 5~6日ほど調子よい。体幹のエクササイズを指導。
第4診 痛みの頻度、可動域が改善傾向。「買い物をしていると、痛みが出てくるのが悲しい」と話す。
第5診 股関節前面から膝までの痛みが出ている。体幹のエクササイズを変更。
第8診 膝の痛みが強く感じる。
第9診 寒さで股関節は痛むが、膝の痛みは無い。
第11診 股関節の痛みを感じなくなった。力が抜けるような感じがある。
第17診 買い物が痛みなくできるようになった。
以後、可動域や筋力を落とさないよう、月1~2回程度の来院とした。

【主な使用穴】
小腸兪、膀胱兪

【考察】
年齢や初診時の話を総合すると、変形性股関節症を考慮に入れなければならない。可動域を広げると共に、筋力低下が目立った下肢・体幹部の強化が上手くいった症例。

症例1

【患者】
39歳 女性
【来院】
2014年2月

【症状】
5年前、第2子妊娠をキッカケにより左股関節痛。坂道、階段が歩きにくく、足を回して歩く。左側を下に寝るとジワジワと痛みが出てくる。整形外科で先天性股関節脱臼の診断がある。

【随伴症状】
腰痛

【治療内容と経過】
第1診 左股関節の動きが悪い。左股関節SLR40度。健側60度。動きの完全をねらって施術を行った。患側60度になったところで次回とした。
第2診 また固さが戻ってしまった。前回と同様の施術。
第3診 痛みはあるが動きがついてきた。SLR60度。
第4診 前回の翌日に痛みが増したが、そのあと調子がよい。
第7診 経過良好。動きを整えるために、時々、来院とした。

【主な使用穴】
小腸兪、膀胱兪、秩辺

【考察】
長年こわばりが痛みを生むと考えた。動きがついてくるにつれ、痛みも和らいでいった症例。

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